ユニクロはブラック企業なのか?『ユニクロ帝国の光と影』を書いたジャーナリストがユニクロの柳内社長に訴えられた。(ユニクロの訴えは棄却され版元の完全勝利となった)
「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど(中略)社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね」
それを”招待状”と真に受けたジャーナリストがユニクロに1年間の潜入取材を試みたルポがおもしろい!
→潜入取材で名前を変えるために、、、
- 妻と離婚して再婚。
- 妻の戸籍に入りなおして名前を変えるという徹底ぶり!
そんな「週刊文春」の連載で大反響だった「ユニクロ」潜入ルポをもとに、
1年にわたるユニクロ店舗への潜入取材の全貌を書き下ろした本。
横田増生さんの『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)を紹介します!
僕的におもしろかったユニクロ潜入取材のヤバい裏話ベスト3も発表しちゃいますっ。
目次
『ユニクロ潜入一年』ってどんな本?
本の内容
ワンマン経営に疲弊する現場を克明に描く潜入ルポルタージュの傑作!
サービス残業、人手不足、パワハラ、無理なシフト、出勤調整で人件費抑制――。「(批判する人は)うちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたい」
そんな柳井正社長の言葉に応じ、ジャーナリストはユニクロの店舗への潜入取材を決意。妻と離婚し、再婚して、姓を妻のものに変え、面接に臨んだ――。
読む者をまさにユニクロ店舗のバックヤードへと誘うかのような現場感に溢れたルポルタージュである。
(引用:文藝春秋BOOKS HP)
50代男性がユニクロで潜入取材という異常さ!著者の横田増生さんとは?
- これまでにAmazonやヤマト運輸に潜り込んでルポを書いてきた著者。「潜入取材の達人」。
- 今回ユニクロへの潜入は、すでに前著『ユニクロ帝国の光と影』が裁判になっていて、決算会見や取材がNGになっているため素性を隠すために、いったん妻と離婚して再婚し、妻の旧姓に名前を変える。
- 50代の男がユニクロでアルバイトの面接をするところから攻防が始まる。
『ユニクロ潜入一年』のもくじ
- 序 章 突きつけられた解雇通知
- 第一章 柳井正社長からの〝招待状
- 第二章 潜入取材のはじまり
- イオンモール幕張新都心店①(二〇一五年十月~十一月)
- 第三章 現場からの悲鳴
- イオンモール幕張新都心店②(二〇一五年十二月~二〇一六年五月)
- 第四章 会社は誰のものか
- ららぽーと豊洲店(二〇一六年六月~八月)
- 第五章 ユニクロ下請け工場に潜入した香港NGO
- 第六章 カンボジア〝ブラック告発〟現地取材
- 第七章 ビックロブルース
- ビックロ新宿東口店(二〇一六年十月~十二月)
- 終 章 柳井正社長への〝潜入の勧め〟
『ユニクロ潜入一年』のヤバい裏話ベスト③を発表!
個人的におもしろかったヤバい裏話ベスト③を発表していきます!
それではどうぞ!
③位 人件費を削らないとユニクロが倒産するという嘘!?
ユニクロでは5月と11月に感謝祭というセール期間があります。ユニクロではこの期間の売上げが年間の売上げに大きな影響を及ぼすので、現場の社員だけでなく本部の社員までかり出される一大イベント。
学生や主婦のアルバイトも、相当に疲弊するスタッフも多数出るそうです。
そんなユニクロ感謝祭の販売実績が悪いとユニクロは、、なんと人件費を削って年間の利益のバランスをとろうとする!?という話が紹介されています。。。
以下、『ユニクロ潜入一年』本文より引用。
「ちょっと経費を削っていかないと、下手したら会社が倒産してしまうというぐらい、危機的状況に陥っています。」
「今やらなければいけないことは二つ。一つは売上げを取る。二つ目は経費を抑える。なので、今週はスタッフの皆さんの出勤をちょっと削らせていただきたい、と思いますので、ご協力をお願いしたいです」
②位 宗教なの!?社員への匿名取材が興味深い!!
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「自分で考えて接客しようとすると、余計なことはするなって、怒られることが何度もありました。」
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自分の判断で作業を進めると、指示者から怒られる。
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「無駄が多すぎる。あそこまで時間をかける必要はない」と何度も詰問された。
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「辞めていく人はゆとり世代、自分に甘い人はつづかないなど、つづかない人は怠け者といった話を繰り返し聞かされました。」
①位 狐と狸の化かし合い!〜新宿ビックロでの面接の話が面白い!
著者が潜入取材で勤務した最後の店舗が新宿のビックロ。ビックロは日本で一番しんどい店舗と言われているそうです。ここでのバイト潜入取材の話が一番おもしろいのでオススメです!
面接時にこんな一幕がありました。
総店長は勤務時間の欄に私が「午前9時から午後11時30分まで」と書いたところから突っ込んできた。「どうして朝一番の7時半から出勤できないのか」と。
(中略)「朝は子どもと一緒に朝食を食べてから働きたいと思います」と答えると、「プロとして働くのに、お子さんとの朝食を優先させるのはどうなんですか」と突っ込まれる。
まとめ!潜入取材ってワクワクするからおもしろい!
『ユニクロ潜入一年』はイオンモール幕張新都心、豊洲、新宿ビックロを舞台に、50代のジャーナリストが名前を合法的に変えてまで行ったバイト潜入取材です。
この本の一番のおもしろみは、覚悟を持って取材をしているからたくさんの本音が詰まっているのがおもしろい!
ユニクロが実際どこまでブラックなのか、ブラックだと思っている社員、元社員、従業員人だけの取材だとちょっとバランス悪いな、偏ってるな、どこでもそうなんじゃない?というのは読んでいて感じました。
逆の視点から見たらどうなんだろう?
でも、ただ批判しているだけじゃなくて、リアルな体験が描かれているので、読んでどう判断するかはあなた次第です!
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