【解説】座禅、はじめよう。座禅のやり方教えます!

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IJ
座禅はじめて心も身体もスッキリ!IJです!
タヌ
先輩!俺にもやり方教えてくださいっす!

 

朝活は一日を有効に充実に使えるものとして人気ですが、面倒!眠い!だるい!で、結局続かない!そんなあなたに、ただ座るだけで一日頭も心もスッキリできる朝活として座禅がオススメです!

詳しくは僕の座禅会体験の記事を参考にしてください

今回は、より詳しく座禅マニュアルを紹介しちゃいます!

これから座禅やってみようという人や、お寺の座禅会行きたいけどわかんなくて怖いなと思っている人に参考になればと思いますっ!

 

目次

まずはじめに、座禅とは……

 

ただ、座るだけです!

以上っ。

 

とある禅寺の和尚さんの言葉

禅寺の和尚さんに言わせると、「ただ、座るだけ。なんにもならない」そうです!

「えっ!じゃあなんでやるんだよ!おいおい!」と思っちゃいますよね?

で、禅寺の和尚さんに言わせると

「なんにもならないのがいい。人間の一生も結局何かになるわけではない。なんにもならない一生をただ生きることが重要なのです」

深いけど、どうなんでしょう、わかるようなわかんないような。でも、なんにもならないことを知る、無や儚い自分と向き合うことを、あえて座禅という形を取って行えば、自己理解が深まるし生きることに向き合う、覚悟ができるのではないでしょうか?

 

じゃあ医学的には?

禅に通じている人からしたら「なんにもならない」ことを知るのが座禅だと思うんですが、医学的に見たらどうか?

様々な本にも出ているので、簡単にまとめると

座禅の効果まとめ
  • レム睡眠中の脳と同じ働き。
  • 無心になると、体調が整う、クヨクヨやイライラが治まる。
  • ストレス解消
  • 記憶力、発想力のアップ

 

などの言葉がよく座禅関連書籍などで並べられています!

個人的な経験で言うと、やはり朝に座禅をすると頭がスッキリする感じが一番しますね。それに伴ってか、文章を書く仕事が多いんですが、頭の回転がはやくなった気がします。

座禅という行為に、まじない効果みたいなのがあって、そう感じるだけかもしれないですが、結果そうなってるなら儲けもん!くらいの気持ちでもやってみる価値はあるし、個人的に続ける価値を感じています!禅的な考えではないんすけどね……

 

初心者のための座禅マニュアル

心と身体を整える座禅。その方法をまとめてみました!

【座禅の時間】

一炷(いっちゅう)と言って、線香が一本燃えきるあいだと言われています。線香によって違うので、だいたい30分〜40分くらい。お寺では、始まり合図として鐘が3回鳴ります。終わりの合図に鐘が1回鳴るまで続けます。

ただ、毎日続けることのほうが大切なので、10分でも15分でもいいそうです!

僕は座禅会で30分やって、結構大変だったので(でも特別な体験だった)、家では15分でやっています。

 

【座禅前・後に合唱を】

座禅前に、お堂なら入堂する前に合唱。それから、座る場所の前に着いたらその場で合唱。次に右回りをして反対側に合唱し、向き直って座ります。

座禅後には、その場で合唱、身体を左右に少し揺らしながら足をほどき、立ち上がって合唱、また右回り反対側を向いて合唱をしましょう。

 

【座禅の3大マニュアル】

  1. 調身(ちょうしん)……座り方、手、目、姿勢を整える
  2. 調息(ちょうそく)……呼吸法
  3. 調心(ちょうそく)……心のあり方

それぞれ詳しく説明します!

①調身

【座り方】

結跏趺坐(けっかふざ)
右の足を左の股の上に乗せ、次に左の足を右の股の上に乗せます。これは僕もできません!痛いからっ!慣れてきたらやってみましょう!

(曹洞宗公式サイトより)

 

半跏趺坐(はんかふざ)
こちらは片足バージョン。左の足を右の股の上に乗せて、もう一方は左の股の下へ入れるだけ。こちらは無理なくできるかと思います。ポイントは、右足は左の股の下へ隠すように入れること。外に出ないように。

逆足を乗せてもいいそうです。お寺によって違うみたいなので、まずは楽なほうでやってみましょう。

 

座蒲(ざふ)の座り方

座蒲という、丸くて厚みのある座布団に座るのですが、中心よりやや前に座り、両膝が床にペタッと着くように座ると良い態勢らしいです。そのほうが楽で自然みたいです。個人的に慣れてないので、時間が経てばきつくなりますが!むむっ修行が足りぬ!

 

【手の組み方(法界定印・ほっかいじょういん)】

両手の手のひらを上にむけ、左が上、右が下になるように重ね合わせます。親指先は自然に合わせます。上の写真の女の子はちょっと離れ過ぎてるので、軽くつくくらいに。これを法界定印というそうです。手をおへその下あたり(丹田)につけ、腕と胸の間をはなして楽な形にします。

 

【姿勢・目線】

背筋を伸ばして、アゴをひき、目線は斜め45度下、自分から畳半畳先くらいを見つめます。目は見開きすぎないように自然に。半眼と言われていますが、教わったお坊さんによると自然でいいそうです。

 

【左右揺振(さゆうようしん)】

姿勢を整える技です。初心者はやってもやらなくてもいいです。上体を振り子のように左右へ振ります。始め大きく徐々に小さく揺すりながら、左右どちらにも傾かない位置で静止し、まっすぐに正しく落ちつかせます。これをすると姿勢が決まりやすいそうです。

 

【座り方のポイント】

豊川稲荷の座禅会では、足を組めなかったら無視をしなくていいと教わりました。形にこだわり無理をして、そちらに気をとられるのが座禅の本質ではないから、多少くずしても毎日やりやすい自分にあった座り方でいいと思います。

 

②調息

【腹式呼吸】

欠気一息(かんきいっそく)というそうです。鼻から吸って口から吐く。何回かやって呼吸が整ったら、鼻からの自然な呼吸に身を任せましょう。この時、口は閉じて、舌は上あごにつけておく。

 

③調心

これが一番難しいです!やってみるとわかりますが、無になろうとしても様々な雑念がよぎります。身体の痛みや鳥の鳴き声、車の音でさえ気になります。さまざまな思いにとらわれないように、雑念が生まれても、あー雑念があるなぁと思うくらいがいいそうです。思いは思いのままにまかせること。

雑念を取り払うために、数を数えたり呼吸に意識を集中したりする方法もあるのですが、これも様々な見解があって、数を数えることに集中して雑念は消えても、数を数えることにとらわれた自分がいるのは違う!と言うお坊さんもいらっしゃいます。

あなたなりの調心と向き合ってみるのが一番いいと思います。自然に、自然にです。

 

座禅用の座布団「座蒲」について

座蒲(ざふ)は、写真のような厚手の丸い座布団なのですが、なければ座布団を二つ折りにしたり、布団を重ねたりして座ればいいそうです。

ポイントは、深すぎず浅すぎない位置にお尻を置いて、両膝が床つくように座れるといいみたい!

ちなみにAmazonでも座蒲は売ってます!普段使いもできそうだし、気分が高まるのであってもいいかもしれませんね!

 

まとめ

豊川稲荷の座禅会で教わったお坊さんによると、「一日の真似は一日の真似、二日の真似は二日の真似、一生真似れば本物になる」ということで、何より、毎日続けてみてくださいとのことでした。続けると悟りとはまではいかなくても、きっと得るものってあるはずっ。人生とは気付きと変化だと思います!

座り方などに形式はありますが、怪我などで身体が不自由な人もいると思うので、自分の楽な態勢からはじめてみましょう!

心が整えば、身体も整う!毎日10分、15分からのお手軽朝活に座禅はオススメですっ!

 

ではでは、いつもありがとうございます!

 

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