ペップトークとは、ざっくり言うと、、
スポーツの世界で、よく試合前のロッカールームで監督が選手を集めて行う激励演説、モチベーションを上げ、鼓舞するための短いスピーチのこと。これが今、ビジネスの世界でも応用され、話題となっています。
そこで、、、
- ビジネスシーンでペップトークを言う時のコツは?
- 部下や後輩にどんな言葉(ペップトーク)をかければ、やる気が上がる?モチベーションアップする?
※J-wave「STEP ONE」(2020年5月18日)より引用
目次
ペップトークの使い方、作り方講座!ペップトークを構成する④つのステップをシェアします!【うまく使えば仕事の生産性アップ!】

ペップトークのコツや、あたながペップトークを言いたい時に使える④つの構成方法を解説andシェア!
ペップトークのコツは?
誰かを前向きにする言葉、ペップトークの1番のコツ、それは受け入れることです。
よくないこと、ネガティブなこと、ダメだ!って思ったことを受け入れることから始まる。これをペップトークでは受容と言います。
ペップトークでは、ネガティブを受け入れて、ネガティブをどう捉えるか、捉え方を変えるかが重要。
例えば、
スポーツの世界なら「ミスをするな!」と言うと、言われた選手はミスをイメージしてしまい余計ミスをしてしまう。だけど、そもそも、この言葉は捉え方を変えてみると「今日まで練習してきたんだから、全て出し切ってこい」ということが言いたくて「ミスをするな!」って言っていますよね?また、「事故をするな!」と言うのも、「安全運転でね」と言葉を言い換えることができます。
ネガティブな状況→捉え方を変えて、言い方を変える、言葉を変える。それがペップトークです。
ペップトークでは、この言い換えのメソッドを「捉え方変換」と言います。これがペップトークで重要なことです。
ペップトークの④つのステップ
①受容
事実を受け入れること。ネガティブな状況にあることを理解すること。
②承認
ネガティブな状況を受け入れて言葉を変えること。
③行動
どんな行動をすればいいか、その人にとって言って欲しい言葉をかけてあげる。
④激励
最後の一押し、背中を押す言葉をかけてあげること。これでペップトークが完成!
【この④つの構成からペップトークの作り方の例】
大事なピアノの発表会で緊張している子供に「何緊張しているんだ!」と言うと逆効果、ですよね?
ペップトークでは
①「手が震えてるのね」と、受け入れて
②「それはあなたが本気になった証拠だよ」と、捉え方を変え
③「その本気を味方につけましょう」と行動を促し、
④「今ある力を全部出し切っておいで」と、最後の激励、背中を押す言葉をかける。
このように4行でもペップトークを作ることができます。
もちろん、相手に合わせて、状況に合わせて、その人が言って欲しい言葉を与えるのが効果的です!